Kinde Fire HD 8.9買ってみた

先日Nexus 7を買ったばかりのような気がするのですが、Kindle Fire HD 8.9を購入してしまいました。
Kindle Fire HD(7インチ)はNexus 7と較べてしまうと重いし大きいしであまり食指が動かなかったのですが、8.9インチは非常に魅力的なタブレットです。
まずはディスプレイ、単に大きくなっただけではなく、1280×800のKindle Fire HD(7インチ)に比べて、1920×1200と、iPad Retinaにも迫るほどの高解像度。なのに価格は24,800円と、iPad Retinaの42,800円に比べると格段の安さ。
この大きさと解像度なら、電子書籍(特にコミック)を読むのに非常に快適です。(e-Ink端末はコミックには全く向かないですね)
もちろん安いのには訳があって、内部的にはAndroidなものの、Google Playが対応していないため、そのままで使えるのはAmazonのアプリストアのみ。よって使える電子書籍ストアもAmazonだけなので、その分で元がとれる仕組みですね。(Amazonは端末では利益を取らないことを明言していますし)
しかし、例によってAndroid端末はrootを取ってしまえばかなり好きにいじれるので、今回はその予定で購入に踏み切りました。
こちらがKindleアプリを立ち上げた状態のサイズ比較です。
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こうして見ると、やっぱりiPadは3年前の機種なのに非常に見やすくて発色もいいですね。Kindle Fireはかなり黄色っぽくなっています。
Kindle Fire HD 8.9とNexus 7の比較

やっぱり黄色みがかなり強いですが、読みやすさはKindleですね。
そして、rootを取ってゴニョゴニョして、楽天のKoboアプリを入れて最強の電子書籍端末にしようとしたのですが・・
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「お使いの端末には対応してない」そうです。ですよねーー
しかし諦めないで、別端末からapkを取り出してインストールはできたのですが、かなり不安定でよくアプリが落ちます。
安価に最強の電子書籍端末を作れるかと思ったのですが、なかなか厳しいですね。
また、Nexus 7と比べると、端末の使い勝手にはいろいろ不満が残ります。まず、ホームボタン。Nexus 7の場合はアプリの外側に常にホームボタンとタスクマネージャーのボタンが表示されていて、これが非常に使いやすいのですが、Kindleの場合は引っぱり出さないと見れないので、迷うことが多いです。(タスクマネージャーも直接起動できないので、アプリの切り替えも面倒)
また、電源ボタンと音量ボタンの感触。Kindleはデザイン上、どちらが上から下かをぱっと見分けることができません。Nexus 7も同じようなものなのですが、ボタンがそれなりに大きくて触ればわかるので、あまり不自由はしませんでした。ところがKindleは、ボタンが小さいし見た目も非常にわかりにくいので、電源をいれるだけでもかなり迷います。
とまあ、安いのには理由があるので、そのあたりに気をつければ全体としては非常にいい買い物だったと思っています。

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