『蓋を開けてみると、iPhoneユーザーがMNPで移動したのは数万人レベル。最低でも100万人が移行すると想定したなかでは、最高にいい結果に終わった。』
引用元: ソフトバンク決算、“言い訳抜き”で増収増益 – ケータイ Watch.
さすが孫さん。。ということで、その数万人の中の一人の僕ですw
ほんと驚きの結果ですね。SBのiPhoneは繋がらない繋がらないという話をよく耳にしていたので、相当数がauにMNPすると思っていたんですが、予想外の結果になりました。
実際問題、SBで繋がらなかったかというと、都心にいる時には困ったことはそれほど無かったんですけどね。(SBグループの社員大会でSB社員が集まった場所で繋がらないのには辟易しましたけれども。)
困ったのが、やっぱりちょっと郊外に行った時でした。キャンプ場で圏外になったり、野フェスで繋がらなかったりと、エリアの狭さは歴然でした。あとは、震災の時にまるっきりどうにもならなくなったこと。auはまだメールは送受信できていたのが、SBだと何一つできませんでしたから。
想像ですが、iPhoneは都市部でのユーザーがかなり多いと思われます。都市部で使う分にはSBでも不満はないので、わざわざauに乗り換える理由も無いですから。しかも、auはSBよりもパケット定額料が500円高いですし、ホワイトプランでSB間の無料通話ができなくなるのも不便です。この辺りはやっぱりauの企業姿勢が現れるのか、SBの様に業界の慣例をぶち破るような戦略はなかなか取れないんでしょうね。
僕自身がauに乗り換えた理由は、繋がらなさよりも、震災の時の体験が一番大きかったです。何か自分や家族・友人に危険があった際、携帯電話が通じないのは下手をすると命にかかわる、ということを感じましたので。子供に持たせるケータイ(マモリーノ)も、災害時に使えないのでは何の意味も無いですし。
料金も乗り換えた当初はSBを使っていた時より高くなりましたけど、「auスマートバリュー」で結果的にはSBよりも安くなりました(偶然フレッツでなく「auひかり」を使っていてよかった。。)
SBも900MHz帯で相当電波状況は改善されるらしいので、しばらくしたらまた乗り換えるかもしれません。どちらにしろ、競争してよりよいサービスになってほしいですね。あと、どちらも国内向けにコテコテのガラスマを企画するのはやめて、世界で戦えるキャリアを目指して欲しい。ガラケーがガラケーで終わってしまったことの二の舞は避けて欲しいですね。