iPhoneアプリ作成のとっかかり

Webアプリを作った経験がある人がiPhoneアプリを作る時に最初にあれっ?と思うのが画面遷移ではないでしょうか。Webアプリなら、aタグで移動したり、GETやPOSTで別の画面にデータを渡しつつ移動、などは簡単にできます。
しかし、iPhoneアプリを作る時には、Viewから別のViewを呼び出したりするがちょっと面倒です。でも下記の記事にわかりやすくまとまっているように、幾つかパターンを理解すればなんとかなります。

Viewの切り替えあれこれ – mocha-coffeeの日記.

あとは、View間で値を受け渡す方法がわかれば、基本的なViewを使ったアプリはなんとかなるのではないでしょうか。これもWebアプリならばGETやPOST、セッションやCookieなどを使うところを、iPhoneアプリでは別の方法を使用しないといけません。
Webアプリで言うセッション的に使うのでしたらば、AppDelegateに変数を定義して、@propatyで公開すると、下記の方法でアクセス可能になります、

AppDelegate *apd = [[UIApplication sharedApplication] delegate];
apd.hogehoge = @"value";

また、GETやPOSTの様に、画面間で受け渡すのなら、これも変数を@proparyで公開して、

MyViewController *myViewCon = [[MyViewController alloc] initWithNibName:@"MyViewController" bundle:nil];
myViewCon.hogehoge = @"value";

という形で受け渡し可能です。
もしくは、NSUserDefaultという、アプリが終了しても値を保持する領域を使ってしまう手があります。ちょうどWebアプリでCookieを無制限にして使ったような雰囲気です。

//保存するとき
NSUserDefaults* defaults = [NSUserDefaults standardUserDefaults];
[defaults setObject:@"value" forKey:@"hogehoge"];
[defaults synchronize];
//呼び出すとき
NSUserDefaults* defaults = [NSUserDefaults standardUserDefaults];
NSLog(@"hogehoge:%@",[defaults objectForKey:@"hogehoge"]);

このあたり、最初はなかなか分かりにくかったので参考になれば。
値の受け渡し方法はこちらの本で理解しました。非常にわかりやすいので、最初の一歩にはぜひ。

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