先日のVuze XRのファームウエアバージョンアップ(Version 1.2.52426以降)で、Oculus GoからVuze XR内のファイルを直接再生できるようになりました。(これまでは、いったんPCにコピーして、メディアをコピーすれば見ることはできました)
要はDLNA対応なので、Oculus GoでなくてもDLNA対応のHMDならば閲覧できるようになりました。
Insta360 EvoがOculus Go用の閲覧専用アプリを用意したのに対して、Vuze XRはもっと汎用的なDLNA対応を進めてきた感じです。これはこれでいい改良ではないでしょうか。
では、Oculus Goに接続する方法です。
まず、Vuze XRの電源の上のWiFiマークのボタンをすばやく2回押します。すると、電源ボタンのLEDが青に点灯します。これを「Goモード」と呼びます。
この状態で、Oculus Goの接続設定のWi-Fiから、「VuzeXR_」で始まるアクセスポイントを選択して接続します。WiFiのパスワードは変更していなければ「12345678」になります。
接続に成功したら、「ナビゲーション>ギャラリー」を開くと、Vuze XRの項目が出てくるはずです。
もしここでVuzeXRの項目が出て来ない場合は、いったん「ナビゲーション>ライブラリ」から何かアプリを起動して終了させ、再度ギャラリーを開いてみてください。(キャッシュ的なもののようです)
再生できるものは、4Kで撮影した動画と、カメラ内スティッチ済みの静止画になります。
これまでは、Mirage Cameraで撮影してSDカードをMirage Soloに挿して再生するのが、その場でHMDで閲覧する一番お手軽な方法でしたが、Vuze XRとOculus Goの組み合わせでほぼ同じことができるようになりましたね!