HoloLens Meetup Vol.3に、Vol.2に続いて参加してきました。主催者・参加者の皆様ありがとうございました!
Vol.3はHolo装着率が異常に高くて、Vol.2でやっていた装着者のカウントもされないほどたくさんの人がHoloLensを身に着けていました。
そして発表内容も、医療だったりマンション販売だったりと実際のビジネスや仕事に活用してるという事例が多く、いよいよ目新しいガジェットから「スマホの次を狙う必需品」になりつつあるのを感じました。
LT含めどれも素晴らしい内容だったのですが、@morio36さんの、HoloLensとCognitive Serviceの連携の話が鳥肌ものでした。有難いことにご本人が詳しい解説付きで内容を投稿されています。
2発目書きました!
HoloLensで始めるCognitive Services(ComputerVisionAPIサンプル編) by @morio36 on @Qiita https://t.co/s5u1zfDLlg#HoloLens #CognitiveServices— morio@6/25~米国 (@morio36) 2017年6月16日
Meetupの最初にマイクロソフトの高橋忍さんが、Flutend Designの解説で「これからのコンピュータは、外界すべてがインプットとなり、外界すべてがアウトプットとなる」と言われていました。まさにHoloLensはその状態で、これから出るWindows MRデバイスやWindows 10 Fall Creater Updateにもつながっていくわけですが、ではその非定型な外界の情報をどのように処理するかというと、AIの出番になります。
HoloLensで外界すべてがアウトプット領域になったと同時に、外界すべてがインプット領域になったと考えてます。このような使い方から、具体的なビジネス化を目指したいですね。そのための第一歩。 https://t.co/eCdN6QQojg
— morio@6/25~米国 (@morio36) 2017年6月19日
AIを自力で実装するには技術的にもインフラコスト的にも負荷が大きいですが、各社がクラウドで提供しているAI関連のAPIを使えば、驚くほど手軽にAIを実装することができます。
ということで作成したのがこちら。HoloLensの内臓のカメラで写真をとり、それをCognitive Service (Computer Vision API)に送って、写っているものの解析をしています。
テキスト部分を大きくしてみた。HoloLens+Cognitiveは無限の可能性があるなあ。これぞMixed Reality。 pic.twitter.com/yEcABbW6XS
— とりカシュ💮 (@torikasyu) 2017年6月19日
まずHoloLensのカメラの画像を扱う方法ですが、UnityにAPIが用意されています。
※ホログラフと一緒に撮影を行うためにはVR.WSA.WebCamが必須となります。
そして、@morio36さんが紹介して下さっている下記のサンプル
Azure側の設定をしてkeyを取得して入力し、別途uGUIのRawImageとTextを作成し、inspectorでpublic変数にアサインします。
HoloToolkitのInput ManagerやHoloLensCameraプレファブも配置すれば動作するかと思います。
UWPも使わず本当にシンプルなソースコードでこんなに未来感が味わえるとは!HoloLens含めたMRとAIの進化は本当に楽しみですね。