GameSaladとは?

GameSaladとは、アメリカのGameSalad Inc.(旧Gendai Games)により作られたMac用のゲーム開発ツールです。特徴として、プログラマでなくてもドラッグ&ドロップするだけで本格的なゲームが作れるようになっています。GameSaladで作られたゲームは、Mac用・iPhone/iPad用・HTML5に書きだすことができる他、有償版ではAndroidへの書き出しにも対応しています。
GameSaladで作られたプロジェクトを書き出して様々なデバイスで動くようにするには、プロジェクトをGameSaladのサーバにアップロードして、サーバ側で各デバイス用のファイルやバイナリを生成する流れとなっています。考え方としては、PhotoShopでiOSアプリが作れると話題のCoronaSDKに近いものがあります。CoronaSDKはLuaというプログラム言語で記述できるのでObjective-CやJavaを学習する必要はありませんが、GameSaladはそもそも言語が必要ないので、プログラマでない人でも非常に簡単にゲームを作ることができます。反面、細かな制御がやりにくいというデメリットも多くありますが、シンプルなゲーム・ないしはプロトタイピングなどでは非常に威力を発揮します。
CoronaSDKと同じく、ネイティブ言語(iOSならObjective-C)での拡張はできませんが、無料版でもiOSやHTML5での書き出しができるという、かなり太っ腹な仕様になっています(CoronaSDKはiOSに書きだすために$199必要です)。おそらく、iOSのソフトを最も低コストで簡単に作れるプラットフォーム、と言っていいでしょう。
GameSaladの無償版とPro版の違いは、下記の表となります。(http://gamesalad.com/creator/pricingより)

まずは Androidへの書き出しができるのがPro版の大きな違いとなりますが、iOSでできることでも細かく違いがあります。現在主流のiOSアプリのマネタイズ方法として、「無料アプリを出して広告で収益化」「無料アプリを出してアプリ内課金で収益化」という方法があります。そのどちらも、Pro版でないと実現できません。無料版で収益化する方法は、作成したアプリを有料で販売する、という形になります。ゲーム内容が面白ければもちろんこの方法でも十分収益化できるのですが、ライトゲームは無料が主流なので、苦戦する可能性もあります。

Pro版は$499(1年)なので、月に3500円程度を広告収益やアプリ内課金で得られるのならば、Pro版の購入を検討すべきでしょう。

2016/12 追記
料金体系がかなり変わってしまったようですので修正します。
2016年12月現在は、無償版・Basic・Proの3つあり、iOSやAndroidに書き出せるのはProのみのようです。
Proは月額$29もしくは年額$299なので、以前のPro版よりは導入しやすくなったのではないでしょうか。
https://torikasyu.com/?p=188


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