ストレージ機能のためにGoogle Play Musicに登録した

定額制の音楽配信サービス、「AWA」「LINE Music」「Apple Music」と全部お試ししてきましたが、Googleからも「Google Play Music」が出たので早速試してみました。
今までの音楽配信サービスを使って思ったことは、ラインアップが微妙、ということでした。聞きたくて検索するとたいていヒットせず、結局ラジオみたいな使い方になってしまいます。AWAはソニーミュージックが参加しているので、比較的聞きたい曲はたくさんあったのですが、お金を払ってまで継続契約するか、となるとちょっと考えてしまいます。
そして、Apple MusicとGoogle Play Musicには、「自分で取り込んだ曲をアップする」という機能がついています。iTunesのライブラリが管理しきれていない僕は、全部クラウドにアップして、それをマスタとして管理できるようなサービスが欲しいと思っていました。
Appleには、iTunes Matchという既存のサービスがありますが、これとApple Musicのアップロード機能はだいぶ異なるものです。そして、Google Play Musicのライブラリ機能もまた異なります。
アップロードについて、重要な部分を比較すると次のような感じでしょうか。
■Apple Music
・最大10万曲(iOS 9以降)
・曲がAppleのサーバ上の曲と一致しないとアップできない
 ⇒一致した曲は、自分で取り込んだ曲であってもDRMがかかる
・月額980円(定額配信とセット)
■iTunes Match
・最大10万曲(iOS 9以降)
・曲がAppleのサーバ上の曲と一致しなくてもアップできる
 ⇒ 一致した曲は、自動的に256KBpsのビットレートに変換される
 ⇒ 一致した曲にはDRMはかからない
・年額3980円
■Google Play Music
・最大5万曲
 ⇒ どんな曲もアップ可能
・無料(ストレージ機能のみなら)
Appleのサービスは、Appleのライブラリとマッチした時の挙動が特徴的で、単なるクラウドストレージとはだいぶ異なるものです。それに対して、Gooleは、「Google Photos」の音楽版、のような位置付けで、より「単なるストレージ」に近い動きをします。
使用するクライアントも、AppleはiTunesが必須なのに対して、GoogleはChrome経由でアップロードもできますし、Google Photosのようなアップロード専用のクライアントソフトも配信しています(Mac用もあり)
Google Play ミュージック マネージャで音楽を追加する
Apple Musicのストレージ機能は、マイナーな曲がライブラリにたくさんある僕からすると論外です。
iTunes MatchとGoogle Play Musicを比較すると、5万曲以内ならば、無料のGoogle Play Musicが最適と思います。(逆にそれを超える人はiTunes Match以外に選択肢が無いですね)
また、僕はAppleのストレージの挙動や、iTunesの操作性、データの管理方法があまり好きではないので、Google Play Musicで本格的に手持ちのライブラリを管理することにしました。
「無料」というところでサービスの継続性が気にはなりますが、Goolge Photosで実績があるので、Googleはストレージに関しては基本無料で提供していくということなのでしょうね。(自由になんでも置けるGoogle Driveなどとは性質が違いますし)
ひとまずiTunesのライブラリにあった5000曲ほどをアップロードしたところ、1日かからずに終了しました。
クライアントの使い勝手も悪くなく、iPhoneで問題なくストリーミング再生やバックグラウンド再生ができています。
ということで、いまライブラリに入っていない大量の曲も入れていこうと思います。

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