ScanSnap S1100の罠&自分で修理

Evernoteと連携して、書類やら名刺やらをどんどんスキャンしてデジタル化してくれ活躍していたScanSnap S1100ですが、先日から調子が悪くなってしまいました。症状としては、紙を差し込んでも反応しなかったり、紙が全てスキャンされたのにロールが止まらずに結局紙詰まりになったりと、紙を認識する部分がおかしくなってしまったようでした。
PFUのサポートに電話して聞いてみると、紙を検知するセンサー(一番手前の飛行機のフラップのような形状の上下に動くパーツ)がおかしいのではないかということでした。しかしなんと保証期間の過ぎたS1100については修理を行なっておらず、本体交換(10,500円)のみということでした。Amazonで1.3万ほどで売っている製品なので、新品を買うのと大差ない金額がかかってしまいます。僕の持っているのはApple Store限定のホワイトモデルなのでもうちょっと高いですが、それでも修理金額としては納得行きません。ちなみにS1300やS1500は修理を受け付けているということだったので、特に持ち運ぶ必要がない方はそちらを買ったほうがいいかもしれませんね。

ということで、どうせ1万円近い金額を払うのならば、一度自分で修理してみようと思い分解しました。底面のネジを1本外し、底面のパネルを外します(ツメで引っかかっています)。そうすると、前面のパカッと開く蓋と、問題の紙送りセンサーにアクセスできるようになります。どちらもちょっと力を入れるとしなるので、左右どちらかの引っかかっている部分を外します。そして紙送りセンサーの裏を見てみると・・
ScanSnap S1100
なにやらベタベタしたものがついていました。記憶にないのですがジュースかなにかをこぼしたのかもしれません。このせいで、紙送りセンサーが上に戻ってこないため、紙を認識していなかったようです。液晶画面クリーナーできれいにして戻してみると、見事に動きました!

ということで、10,500円を無駄にせずにすみました。
ScanSnap自体は非常にいい製品ですが、S1100の修理体制は問題があります。家電量販店の延長保証に入るか、持ち運ばないのなら上位機種のS1500を買ってしまうのも手かと思います。僕ももしS1100がまた壊れたら、S1500を買うと思います。

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