GameSalad入門『GameSaladでシューティングゲームを作ろう(4) | ザコキャラ出現』の続きです。前回はザコキャラが出るようになったのですが、レーザーを当てても何も起きませんでした。ということで、レーザーが当たったら消えるようにしてみましょう。当たり判定はゲームでは非常に重要な概念で、ここの調整でゲームバランスがかなり変わってきます。ファミコンの「ゲゲゲの鬼太郎」も、あと少しだけ当たり判定が小さければクソゲー呼ばわりされることもなかったのかもしれません。
GameSaladで当たり判定を実装するのは驚くほど簡単です。早速ActorのEnemyを開いて、Create Ruleでルールを追加します。条件は
[Actor receives event][overlaps or collides] with [actor of type][Laser]
とします。これで、Laserと衝突した場合、という条件になります。
そして、BehaviorからDestroyを今作ったRuleにドラッグします。Destroyはその名の通り破壊されて無くなるという動きになります。
早速Previewで試してみましょう。レーザーを当てると敵が消えましたか?
敵に当ってもレーザーは消えませんが、消したい場合は、今度はActorのLaserにRuleを追加して、Enemyと衝突したら消えるようにします。「レーザーは貫通しなきゃレーザーじゃない!」という方はそのままでどうぞw
これでだいぶゲームらしくなってきましたが、まだ自機が敵に当たっても死なないのでスリルがありません。敵を打ち落とす「快感」と、敵に当たらないようにする「スリル」、この2つが揃って初めてゲームとして成立します。
ゲームは「スリルと快感」by 三辻富貴朗さん(バブルボブル、レインボーアイランド、サイバリオンの作者)※お亡くなりになったようです。ご冥福をお祈りします。
次回は自機の当たり判定と、ゲームオーバー画面を作る予定、です。
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コメント
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