やたらtwinmotionという単語がTLに流れるので気になって調べてみました。
もともと有料で30万円くらいしたソフトが、EPICが買収したことによって無料で公開されているそうです。
で、何をするソフトなのかと言うと、外部から3DモデルやCADのデータを読み込んで加工して、リッチな表現の「リアルタイムビジュアライゼーション」をするソフトということです。いわゆる「建築ビジュアライゼーション」という分野のソフトですが、それに留まらないことができるようですね。
使ってみたのですが、とにかく操作が直感的で、Unityが使える人だったら問題なく操作できると思います。組み込みのテクスチャの表現がとてもリッチで、マテリアルをシーンのオブジェクトにドラッグ&ドロップするだけでどんどん表現を変えることができます。これをもしUnityでやっていたとしたら、まずマテリアルをAsset Storeで購入してインポートして、Prefabに適用して、カメラの動きはTimelineを使って・・・ととても大変ですが、twinmotionなら簡単にできちゃいました。
試しに、Google Polyからobjファイルをダウンロードして読み込ませて遊んでみました。
TLに #twinmotion がよく出てくるので試してみた。ローポリの建物モデルをインポートしてテクスチャを選ぶだけで何となく建築パース風になった。これは楽しいな。
元モデル CC-BYhttps://t.co/PpBw6KowrC pic.twitter.com/qHlZH7hCzc
— とりカシュ (@torikasyu) 2019年5月23日
更にTLを見ていたら、テクスチャをブラシで直接書き込んだりする機能や、
twinmotionのエディタ画面キャプチャ。ビル壁に強引にペイント。非常に分かりやすいソフトだから3DCG分からない人でもすぐ触れると思う。簡単さもいいけどUE4の方が自由度とクオリティはもっと上げられるので連携を強めていって欲しいなぁ。#twinmotion pic.twitter.com/C1SVBYJG6q
— Hirokazu Yokohara (@Yokohara_h) 2019年5月21日
実在の地図を取り込んでモデルとして使えたりとか、
Open Street Ma から雑に札幌の町をダウンロード。これ、良く固まらずに動くな!大通公園に草木や人、車も配置できちゃう #Twinmotion pic.twitter.com/G51NpY0wvf
— Tsuyoshi MAEHANA (@sandinist) 2019年5月16日
地形もグリグリいじったりとか、
Twinmotionでの作業シーン。ダイジェスト(早送り)。
地形を編集したり、草や木を植えたり、岩を置いたり。季節を選んだり。霧をおいたり。これはやばいな!#Twinmotion #ZBrush #UE4 pic.twitter.com/gaqgn34d16— のぶほっぷ福井信明 (@nobgame) 2019年5月14日
たしかにこれが無料はすごい!!
レンダリングなしでランタイムでこんなにキレイなのは、UE4のエンジンを使用しているかららしいですね。これはUE4も使いたくなってくるなあ。